長野県の
出題頻度が高い
一次関数の問題です。
ひとつ、ひとつ
段階を踏んでいけば
決して
難しい問題ではありません。
良問だと思います。
しかし、
数学全ての問題量と
50分という時間内で
解答していくことは
容易なことではありません。
時間があれば
解いていく生徒さんは
多くいるでしょうが
時間内で
いったい
何人の受験生が
正解まで
たどり着いているのでしょうか。
入試問題を解く度に
今の教育は
何を目指し
どういう子どもを
育てようとしているのかと
考えてしまいます。
でも、
そんなことを、
言っていられないのが現実。
時間内で
このような問題を
理解し、
解ききる生徒さんを
育てていかなくてはなりません。
【問3】Ⅰ (4)の問題
「同時に着いて」いるので
自転車の一次関数 y=200X-5100を、
図書館までの距離 y=1500 まで
平行移動したときの
一次関数(切片)を求めます。
その式に y=-500 を代入し
鈴さんが家を出た時刻を 求めると
帰宅してから何分後に
出発したかが分かります。
図形上で求めることはできませんが、
考え方として
自転車の一次関数を
平行移動できるかが
解答のカギになります。