いっぽ便り

長野県長野市の学習塾 寺子屋いっぽです。

関連させ 広げて 学習

 

学力テストで

thirteen を

正確に書くことができなかった

生徒さんがいました。

 

その時

thirteen

だけを

書けるようにするのではなく

一緒に

難しい数字の書き方

序数の書き方

 

 

時間があれば

更に

曜日、月

なども

合わせて復習します。

 

以前学習した

ノートがあるので、

そこを開き

短時間で行います。

 

コピー紙(むだ紙)で隠し

そこに3回書いて

覚え直しをします。

 

 

やはり、学力テストて

Why  don't  you  ... ?

が長文読解に出てきて

その文の意味が

理解できなかったようです。

その時は、

Why  don't  we... ?

も、合わせ

例文を通して

その違いを理解します。

 

こうして

関連学習をします。

 

関連させ

整理することで

理解しやすく

記憶しやすくなり

反復の回数が増えるなどで

学習効果が格段に上がります。

 

でも

長くやり過ぎると

本題にそれるので

短時間で

さっと行います。

 

動点 3つも 混乱🌀😱

 

動点の問題が

苦手な生徒さんは

多いと思います。

 

 

 

そこに加え

動転が

3つになったら

もう

パニック状態に

なります。

 

どうしたらいいでしょうか。

 

それは

図の中に

情報を書き込む

ということです。

 

 

決して

問題文に戻りながら

考えてはいけません。

 

集中するところは

一点

図の中です。

 

そうすることで

パニックが収まり

順序だてて

思考が動きだすのです。

 

関数の問題も

図形の証明問題も

図の中に

情報を書き込みます。

 

その時

注意することは

丁寧な字で

書くようにすることです。

 

乱暴に書くと

頭の中も

混乱します。

 

新たに分かった情報は

書き加えていきます。

 

できるなら

図は

汚さないようにします。

 

あまり

書きすぎた時は

一度消して

リセットすることも

あります。

 

落ち着いて

落ち着いて。

 

実戦テスト すぐ採点 返す 

 

入学試験日まで

1ヶ月をきりました。

 

当塾では

受験生は

毎回テストを行い

時間内で

最高の力が

発揮できるよう

実戦力を

養っています。

 

 

そして、

テスト後は

すぐに採点し、

数分後には

生徒さんに

返すようにしていす。

 

生徒さんには

解答の解説書も

渡します。

 

答案用紙と

解説書を見て

次回までに

間違えたところを

理解できるように

勉強してもらいます。

 

そして、

私は生徒さんの

答案用紙をコピーし

生徒さんお一人お一人の

間違えたところを把握し

次回の授業の

準備をします。

 

小さな塾は

小回りがきくので

生徒さん

個々に

きめ細かな

指導の手が入ります。

 

そして、

生徒さんたちに

学ぶことの

充実感を感じて

いただけることは、

逆に

私自身が

生徒さんたちから

大きな充実感を

いただいています。

 

 

「図形の証明」 身に付ける

 

「図形の証明」は

中学数学の

大きなヤマ場の1つです。

 

長野県の高校入試でも

毎年

最後の問題として

出題されています。

 

図形の証明問題を

自力で

書くことが

できるようにすること。

 

どうしたら

効率的に

身に付けることが

できるでしょうか。

 

早い段階から

自力で

書かせようとする。

 

これは

指導法として

大きな間違いです。

 

私は、

最初に

生徒さんと一対一で

考え方の筋道を確認します。

 

考え方が理解できたら

答えを見て

解答の書き方

論法の進め方を

ノートに書いてもらいます。

 

答えを見て

その

効率的な書き方を

論理的に覚えていくのです。

 

当然のことですが、

答えは

無駄なく

簡潔に

書かれています。

 

 

それから

初めて

答えを隠し

自力で書きます。

 

分からなくなったら

答えをさっと見て

再び隠し

書き始めます。

 

最初は

こうしたことを

問題ごとに

繰り返します。

 

この時

注意することがあります。

 

常に

図形と文を

行き来しながら

考えながら

書くということです。

 

無意味な

手の運動にならないように

気を付けてください。

 

遠回りのようですが

複雑な「証明問題」を

効率的に

身に付けるということは

このようにすることなのです。

 

いくつかの問題で

書きっぷりが

身に付いてきたら

その後は

自力で

書いていきます。

 

この段階では

解答と

多少表現が違っていても

良いのです。

 

考え方

論理が

大筋に沿っていれば

正解です。

 

最初は

しっかり

答えを

真似ることからです。

 

「真似る」ことは

「学ぶ」ことです。

 

球の体積 強烈に 刻む

 

毎年この時期になると

描いている絵です。

 

(中1 数学)

 

 

私が

ホワイトボードに

描いて

それから、

生徒さんたちにも

描いてもらいます。

 

生徒さんたちの絵も

その子その子なりの

ユニークな

作品が出来上がり

見ていて楽しいです。

 

脳に

球の体積の公式を

「球ちゃんマン」と

泣いている子との場面で

しっかり刻んで欲しいです。

 

(球の表面積もあります。)

 

今 これをしていて いいのか

 

今していることに

自信がなくなり

不安になります。

 

こんなことやっていて

いいのか?

 

もっと効果的な

やり方があるはずに

ちがいない。

 

友だちは

もっと良い方法で

どんどん先に

進んでいるはずだ。

 

受験生の

多くの子どもたちが

抱えている

思いです。

 

ところで、

前回書きました

私の「肺活量」の

体験のことですが

その時感じたことです。

 

こんな単調な体操を

毎日毎日

繰り返すことで

肺活量が

増えるのだろうか。

 

ロングトーン

本当に

高音や低音の音が

鳴るようになったり

響くようになるのだろうか。

 

毎日やっていても

変わってきている

実感がありません。

 

プロの演奏家

少しでも近づくことは

全く想像できないことでした。

 

ところが、

不思議なことに

3ヶ月、100日続けると

ある時、

突然

「あれっ」

と、

気付く瞬間が

ありました。

以前できなかったことが、

できるようになっていたのです。

 

日々の

変化は小さく

見えなかっただけでした。

 

さて、

受験生の皆さん。

今は大変な不安の中に

いると思いますが、

今までやってきたことを

信じ、

今この瞬間も

淡々と

やり続けてくださいと

強く

言いたいです。

 

そして

今やることが

苦行ではなく

その勉強の中に

喜びを

見付け

楽しんでください。

 

できなかったことが

できるようになり、

分からなかったことを

分かるようになることは、

心の

奥深くが

何とも言えない喜びで

満たされるはずです。

 

その喜びを

しっかり

味わってくださいね。

 

「それで

 日が暮れたって

 心配することはないのです。」 

 (N響元首席 宮本明泰先生のお言葉)

 

継続の力 奇跡が

 

毎日、

基礎的なことを

続けると

大きな力になる。

 

そのことを、

身を持って

体験しました。

 

楽器演奏のために

肺活量を

増やしたい。

 

その思いで

3ヶ月ほど

基礎的なことを

続けてきました。

 

一息で演奏したい

フレーズを

長年

どうしても

続けることができませんでした。

そんな曲が

たくさんありました。

 

それが、

最近

不思議と

出来るように

なってきたのです。

 

本当に

驚きました。

 

体で

何が起きているか

分かりませんが

何かが

変わったことは

確かです。

 

自分の思いや

イメージしたものが

表現できるということは、

大きな喜びです。

 

長年叶わなかったことが、

少しずつ

実現できるように

なってきました。

 

これは

私にとって

奇跡のようなことで、

ただ

感謝しかありません。